2014.02.06 16:50 更新
2014.02.06 配信
ソニー株式会社(以下:ソニー)は2014年2月6日付プレスリリースにおいて、「VAIO」ブランドとして展開してきたPC事業を日本産業パートナーズ株式会社(以下:JIP)へ売却することを発表した。
ソニーによれば、PC業界全体の大幅な構造変化、ソニー全体の事業ポートフォリオ戦略、継続的なサポートの必要性、さらには社員の雇用機会などを総合的に検討した結果、今後はスマートフォンおよびタブレットに集中し、PC事業はJIPへ事業を譲渡しVAIOブランドを存続させることが最適であると判断したとのこと。
本件取引は2014年3月末までに正式契約を締結。その後はJIPが設立する新会社に、ソニーのPC事業とPC事業にかかる一部資産を継承する形で、2014年7月1日を目処に実施される予定。なお「VAIO」ブランドは継続されるが、ソニーが製造・販売するモデルは2014年春モデルが最後となる。
またテレビ事業についても「安定的に収益が出せる体制を構築」するため、分社化が発表された。こちらは2014年7月を目途に実施され、完全子会社として運営される事が決定している。
文: GDM編集部 池西 樹
ソニー株式会社: http://www.sony.co.jp/
日本産業パートナーズ株式会社: http://www.jipinc.com/