2014.02.13 12:07 更新
2014.02.13 配信
ヘリウムガス充填型以外のHDDでは最大容量となる5TBを実現したニアライン向け3.5インチHDDの新製品。インターフェイスの違いにより、SAS 6Gbpsに対応する「MG04SCA」と、SATA3.0(6Gbps)に対応する「MG04ACA」の2シリーズが用意される。
本モデルでは、磁気記録層とヘッド機能を改善することで、ディスクあたり最大1TBの高密度化を実現。これにより容量拡大の他、既存モデルからデータ転送速度は約24%、エネルギー消費効率は約20%と大幅に向上し、高密度サーバーのTCO削減にも効果がある。
また廃棄や再利用時に記録データを短時間で無効化する「Sanitize Device Feature set」搭載モデルが用意され、電源遮断時にキャッシュデータを磁気記録メディアに書き込む新技術をオプションで追加することができる。
容量ラインナップは2TB~5TB、回転数7,200rpm、消費電力はアクセス時11.3W、ローパワーアイドル時6.0W。外形寸法はW101.6×L147×H26.1mm、重量約720g。なお各モデルの詳細スペックは以下の通り。
文: GDM編集部 池西 樹
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