2014.02.19 11:05 更新
2014.02.18 配信
ハイパフォーマンス・コンピューティングなど、大規模サーバー向けに提供されるフラッグシップCPU「Xeon E7v2」シリーズがIntelからリリース。「IvyBridge-EX」の開発コードで呼ばれていた22nmプロセスのCPUシリーズで、現行最上位となるWestmere世代の「Xeon E7」を1段飛ばしで更新する。
コアアーキテクチャは昨年発表されたミドルレンジ「Xeon E5v2」シリーズと共通ながら、最大15コア30スレッドのCPUコアを搭載しL3キャッシュを最大37.5MBへと増強、最大2倍のデータプロセス性能を実現した。搭載可能なメモリ容量も3倍に強化され、1ソケットあたり最大で24基1.5TBを実装できる。
また、MCA Recovery execution PathなどRAS(Reliability Availability Serviceability)機能の拡充により、99.999%の可用性を獲得。24時間365日の運用が前提となるミッションクリティカルなシステムへの導入に適している。
文: GDM編集部 絵踏 一
Intel Corporation: http://www.intel.com/