2014.02.25 14:36 更新
Windows Phone端末一極集中のラインナップ展開から一転、NokiaからAndroidスマートフォンの新モデルがリリースされた。OSは純粋なAndroidをベースにしたカスタム仕様で、Windows Phoneのようなタイル状の独特なUIが採用されている。Google Playは利用できないものの、Nokia独自のアプリストア「Nokia Store」のサービスが提供される。
「Nokia X」は、4インチディスプレイを搭載するスタンダードモデル。512MBのメモリや300万画素のメインカメラを備える。アップグレードモデルの「Nokia X+」は、基本仕様はそのままにメモリが768MBにアップ。上位モデルとなる「Nokia XL」は、5インチディスプレイ、200万画素のフロントカメラ、500万画素のリアカメラを実装する。
3機種ともに新興国市場をターゲットにしたミドルレンジモデルで、いずれもデュアルSIMに対応する。Nokiaが“次の10億人”を見据えて投入する期待の端末でもあり、アジア太平洋やインド、ラテンアメリカなどの地域を皮切りに、グローバルで販売がスタートする。
文: GDM編集部 絵踏 一
Nokia Corporation: http://www.nokia.com/