2014.03.04 19:00 更新
2014.03.04 配信
MSIのOC向けグラフィックスカード「LIGHTNING」シリーズから、Radeon R9 290Xモデル「R9 290X LIGHTNING」がリリースされた。
オーバークロック耐性を高めるため、12層PCBのオリジナル基板を採用。電源回路にはGPU 12フェーズ、メモリ3フェーズの15フェーズ回路が実装され、8pin×2、6pin×1の補助電源コネクタにより最大450Wまで電力供給が可能。
またVGAクーラーには個別に回転数を調整できるトリプルファンクーラーTriFrozrをマウント。コンポーネントには、軍事調達規格「ミリタリークラス4」準拠のCopperMOS、Hi-C CAP、SFC、Dark Solid CAPを採用することで、発熱を抑え、高クロックチューンでの安定動作を可能にした。
冷却ファンは3連クーラーを備える「TriFrozr」をマウント | 補助電源コネクタは8pin×2、6pin×1で、最大450Wまで供給できる |
主なスペックは、コアクロック1,080MHz(リファレンス1,000MHz)、メモリクロック5,000MHz、メモリバス幅は512bitで、GDDR5 4GBメモリを実装。出力インターフェイスは、DualLink DVI-D×2、HDMI×1、DisplayPort×1で、バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)に対応する。
なお製品には電圧をリアルタイムで測定できるV-Check Point CableとMOSFETの冷却を強化するMOS Sinkが同梱される。
文: GDM編集部 池西 樹
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): http://www.msi.com/