ウルトラハイエンドモデル冷却の切り札が近く登場

昨日のAMDイベントにてMSI「R9 290X LIGHTNING」やASUSTek「ASUS ROG MATRIX 290X」が披露されたばかりだが、EK Water Blocksから早くもそれらウルトラハイエンドモデルに対応する水冷ヘッド開発がアナウンスされた。

発表されたのは、MSI「R9 290X LIGHTNING」に対応する「EK-FC R9-290X Lightning」とASUSTekのMatrixシリーズに対応する「EK-FC780 GTX Ti Matrix」「EK-FC R9-290X Matrix」、ASUS「GTX780TI-DC2 DirectCU II」に対応する「EK-FC780 GTX Ti DCII」の4製品だ。
　いずれもGPUとRAM、VRAMのすべてを冷却するフルカバータイプのモデルで、出力の弱いポンプでも冷却効果を発揮する高流量設計を採用。スロットの厚みを抑えることができるため、水冷ヘッドの連結パーツ「EK-FC Terminal」を使用してQuad-SLIなどの4GPU環境も構築できる。

「R9 290X LIGHTNING」は今週末にも登場するとのことだが、対応の「EK-FC R9-290X Lightning」はグローバルにて4月中旬発売予定。ASUSTekのMatrixシリーズに対応する2モデルは5月上旬、「EK-FC780 GTX Ti DCII」は3月17日より発売が開始される予定だ。

文： GDM編集部 絵踏 一
EK Water Blocks： http://www.ekwb.com/