2014.03.12 18:16 更新
2014.03.12 配信
CeBIT 2014(ドイツ・ハノーバー)に合わせ発表された、Cube型PCケース。対応フォームファクタはMicroATXおよびMini-ITX。
デザインを重視する、Fractal Designらしいシンプルな外観で、左側面は開口部の広いアクリル窓仕様とした。さらにフロントパネルはアルミニウム製で、つや消しヘアライン加工が施されている。
またモデル最大の特徴となる内部は、高温エリアと低温エリアを分離させた、デュアルチャンバー設計を採用。マザーボードトレイを中心に、左側がマザーボードおよびグラフィックスカード、右側にストレージおよび電源ユニットをそれぞれ切り離し、熱源を分散させている。
Cube型PCケースのトレンドになるであろう、デュアルチャンバー設計を採用 |
ドライブベイは3.5インチシャドウベイ×8、2.5インチシャドウベイ×2、2.5/3.5インチ排他×2で、薄型光学ドライブベイ(スロットイン専用)を装備。冷却はフロント120mm×4、リア120/140mm×1および120mm×1、トップ120/140mm×4で、3chファンコントローラーを搭載。フロント部には240mmサイズ、トップ部右に280mmサイズ、トップ部左に240mmサイズのラジエターが搭載できる。
外形寸法は、W344×D389×H307mm、重量6kg。各有効スペースは、拡張カードが最大320mm、CPUクーラーが高さ最大160mm、電源ユニット奥行き最大260mmまで。拡張スロットは5段。
文: GDM編集部 松枝 清顕
Fractal Design: http://www.fractal-design.com/