静音性と冷却性能を両立させた、フルタワーPCケース「H630」について、国内市場での発売が4月下旬に確定した。対応フォームファクタはE-ATX、XL-ATX、ATX、MicroATX、Mini-ITX。

グローバルリリースで既報の「H630」は、Ultra Towerを標榜するだけあって、ラジエターを合計2台搭載可能。オールインワン水冷だけでなく、DIY水冷に特化した設計が特徴。さらに両サイドパネル内側および天板には吸音素材が装着され、静音対策も施されている。

シャドウベイユニットを取り外す事で、フロント部にもラジエターが搭載可能

ドライブベイレイアウトは、5.25インチオープンベイ×2、2.5/3.5インチ共用シャドウベイ×6、2.5インチ専用シャドウベイ×2で、拡張スロットは全9段仕様。マルチグラフィックス構成にも対応する。
　冷却機構はフロント200mm×1（標準/120mm/140mm×3基に換装可能）、リア140mm×1（標準/120mm×1換装可能）、トップ140/200mm×2または120mm×3（オプション）、ボトム120/140mm×2（オプション）、ドライブベイ部120/140mm×2（オプション）で、高エアフローPCケースの側面をもつ。

Matte Blackは内外装共に黒、Glossy Whiteは内外装共に白で仕上げられている

外形寸法はW245×D567×H547mm、重量14kg。素材はSECCとABS樹脂製。なお各有効スペースは、CPUクーラーで高さ190mmまで、グラフィックスカードで354mmまで。

文： GDM編集部 松枝 清顕
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