2014.03.17 12:25 更新
2014.03.14 配信
ケース上部をヒートシンクとすることで、完全ファンレス駆動を実現した小型PCがオリオスペックから発売された。製品には駆動部がないため振動に強く、チリやホコリの多い場所での運用に好適としている。
天板から伸びる円柱をダイレクトにCPUに接触させることで、完全ファンレス駆動を実現する |
マザーボードにはサーバー・ワークステーション向けチップセットIntel C222を搭載する、Mini-ITXマザーボードASUS「P9D-I」を採用。CPUはTDP 13WのXeon E3-1220L v3(2コア/4コア/定格1.10GHz/TB時1.50GHz/L3キャッシュ4MB)で、DDR3 ECC 4GBメモリ(2GB×2)、Intel SSD 335シリーズ80GB「SSDSC2CT080A4K5」などで構成される。
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1、USBポートはUSB3.0×2、USB2.0×4で、ネットワークはギガビットLAN×2(Intel I210AT)を備える。電源は90W ACアダプタが同梱。外形寸法は、W240×D208×H95mm、OSはオプションで、BTO方式による各種カスタマイズに対応する。
文: GDM編集部 池西 樹
有限会社オリオスペック: http://www.oliospec.com/