2014.03.17 15:30 更新
2014.03.17 配信
4KウルトラHD映像を高画質のまま非圧縮でMIPI CSI-2に変換できる、インターフェイスブリッジIC「TC358840XBG」が東芝から製品化された。同ICの製品化は世界初で、4月からサンプル出荷を開始し、9月から量産出荷に移行する見込みだ。
新しいブリッジICは、最大1Gbps/レーンのリンクスピードをもつMIPI CSI-2インターフェイス(2リンク)、最大297MHzで動作するHDMIインターフェイスを搭載。入力された4KウルトラHD(3,840×2,160ドット)映像を左右に分割して2つのMIPI CSI-2リンクから出力、最大毎秒30フレームの4K画像変換・出力を可能にしている。
また、オーディオインターフェイスとしてI2S、TDM、SLIMbusへの変換をサポート、セットの仕様に合わせたオーディオ出力を選択できる。応用機器としては、セットボックスやスマートTV、スマートモニター、小型PCなどが想定されている。
文: GDM編集部 絵踏 一
株式会社 東芝: http://www.toshiba.co.jp/