2014.03.31 10:43 更新
2014.03.28 配信
東芝より、ヘルスケア向けウェアラブル端末に最適なアプリケーションプロセッサ「TZ1001MBG」がリリースされた。
省電力通信に対応するBluetooth Low Energy通信機能に加え、加速度センサとフラッシュメモリを統合。ウェアラブル端末に必要とされる、計測・データ処理・通信を1チップで行うことができるため、実装面積の削減と機器の小型化に貢献する。
また独自の低電力設計の採用により、大容量バッテリの内蔵が難しい機器でも長期駆動が可能。さらに高精度ADCを搭載することで、脈波や心電などを測定する、外部センサとの協調動作にも対応する。
プロセッサはARM Cortex-M4F(48MHz)、フラッシュメモリは8Mbitで、インターフェイスは、USB、SPI、I2C、UART、12bit ADC、24bit ADCに対応する。サンプル出荷は5月、量産出荷は9月より開始され、角速度センサと地磁気センサを追加した「TZ1011MBG」の開発も進められている。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社 東芝: http://www.toshiba.co.jp/