2014.03.31 18:11 更新
2014.03.31 配信
WPC(Wireless Power Consortium)が策定するQi(チー)規格に準拠したワイヤレス給電用IC。内部回路を最適化することで搭載機器の相互互換性を改善し、ケーブル充電に匹敵する最大出力電力5W駆動を実現した。
ワイヤレス給電は充電用端子が不要なため、防水性や防塵性が求められるモバイル端末で需要が増えているが、出力電力が低く充電に時間がかかる欠点があった。東芝によれば、本ICを使うことで、充電時間の大幅な短縮が可能になるとのこと。
なお本ICは本日より量産開始。パッケージはWCSP28で、3.5W駆動の既存モデル「TC7761WBG」とのピン互換により、内部設計を変更することなく使用できる。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社 東芝: http://www.toshiba.co.jp/