2014.04.01 10:53 更新
2014.03.31 配信
Intelプロセッサを採用するオープンハードウェアコミュニティのMinnowboard.orgより、Atom E3800シリーズを搭載するコンパクトボードPC「MinnowBoard MAX」シリーズがリリースされた。最終リリース版完成後にはハードウェア設計ファイルが配布され、開発者はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスに従って自由に開発を行うことができる。
プロセッサと搭載メモリで差別化を図り、Atom E3815(1コア/1.46GHz/キャッシュ512KB/TDP5W)、DDR3 1GBメモリを搭載する下位モデルと、Atom E3825(2コア/1.33GHz/キャッシュ1MB/TDP6W)、DDR3 2GBメモリを搭載する上位モデルがラインナップ。グラフィックスチップはIntel HD Graphicsで、インターフェイスはmicroHDMI×1、microSD、SATA2.0(3Gbps)×1、USB3.0×1、USB2.0×1、ギガビットLANなどを備える。
外形寸法は、99×74mm、電源は5V DCで、システムファームウェアはUEFIを搭載。対応OSは、Debian GNU/Linux、Yocto Project、Android 4.4。なお発売は6月予定で、市場想定売価はAtom E3815モデルが99ドル、Atom E3825モデルが129ドル。
文: GDM編集部 池西 樹
Minnowboard.org: http://www.minnowboard.org/