2014.04.03 19:14 更新
2014.04.02 配信
トヨタ自動車は、同社が展開している小型FRスポーツカー「86」向けに、サーキットで採取した走行データをUSBメモリーに転送できるデータロガー「スポーツドライブロガー」を発売する。
「スポーツドライブロガー」では、専用GPSからの位置情報とCAN情報を内部メモリーに記録し、USBメモリーへと転送可能。転送されるデータにはGPS信号、アクセルペダルストローク、ステアリング舵角、ブレーキ操作信号、シフト操作信号、エンジン回転数、車速などの走行データが含まれ、対応アプリケーションで使用できる。
ちなみにアプリケーション第1弾として発表されたのは、PlayStation 3向けゲーム「グランツーリスモ6」。4月7日よりオンライン上で配信される、ソフトウェアアップデート(1.06)をインストールすると「GPSビジュアライザー」が追加され、サーキットで実際に走行したデータを画面上に再現できる。また再現データとの対戦や、プロドライバーの走行データとの比較などにも対応する。
なお現時点で対応するサーキットは、富士スピードウェイ・国際レーシングコース、筑波サーキット・コース2000、鈴鹿サーキット・国際レーシングコースで、今後順次拡大される予定。
文: GDM編集部 池西 樹
トヨタ自動車株式会社: http://toyota.jp/