2014.04.07 16:15 更新
2014.04.07 配信
ソニーは、ハイレゾリューション・オーディオ向けエントリースピーカーシステム「CS」シリーズ4種を発表した。「AR」シリーズや「ES」シリーズなど、上位モデルと同じコンセプト「心地よい音の再現」を踏襲しつつ、低価格化を実現した。
「SS-CS3」「SS-CS5」は、独自開発のWD(Wide Sispersion)スーパートゥイーターを搭載するスピーカーシステム。前者はフロアスタンディング型、後者はブックシェルフ型で、小型トゥイーターの弱点である音圧不足を、磁気回路の強化や、軽量CCAW(銅メッキアルミ)線を採用することで解消している。
また口径130mmのウーファーの振動板には、軽量で強度の高い発泡マイカを採用。キャビネットの内側(ベース層)と、スピーカー表面(表層)に異なる種類の発泡マイカを組み合わせることで、力強いベース音と自然な中音域を同時に表現できる。
主なスペックは、「SS-CS3」がインピーダンス6Ω、最大入力145W、音圧レベル88dB、再生周波数帯域45~50,000Hz。外形寸法は、W230×D260×H922mm、重量約11.5kg。「SS-CS5」がインピーダンス6Ω、最大入力100W、音圧レベル87dB、再生周波数帯域53~50,000Hz。外形寸法は、W178×D335×H220mm、重量約4.5kg。
SS-CS8 | SA-CS9 |
「SS-CS8」は、トゥイーター部に施された形状を調整することで、回折の影響を抑え、濁りの無いクリアで明瞭なセリフを再生できるセンタースピーカー。
主なスペックは、インピーダンス6Ω、最大入力145W、音圧レベル86dB、再生周波数帯域55~25,000Hz。外形寸法は、W430×D140×H220mm、重量約5.0kg。
「SA-CS9」は、マルチチャンネルシステムや、ステレオシステムの低域補強に最適なサブウーファー。
主なスペックは、最大入力115W、再生周波数帯域28~200Hz。外形寸法は、W295×D345×H400mm、重量約11.5kg。
文: GDM編集部 池西 樹
ソニー株式会社: http://www.sony.co.jp/