2014.04.21 12:31 更新
2014.04.21 配信
「NOWing SERVER for HPCフラッグシップモデル」は、並列処理向けコプロセッサXeon Phiを8枚搭載する4U対応ラックマウントサーバーの新製品。
Supermicroのサーバーベアボーン「4027GR-TR」をベースに、PLX製ブリッジチップ「PEX8747」を2枚実装することで、1CPUあたり4枚のXeon Phi 7120Pコプロセッサを搭載可能。デュアルGPU構成とすることで8枚実装でき、最大1,952スレッドという圧倒的な並列処理性能を実現させた。
主なスペックは、CPUにXeon E5-2697 v2(12コア/24スレッド/定格2.70GHz/TB時3.50GHz/L3キャッシュ30MB)×2、チップセットはIntel C602で、メモリはDDR3 RDIMM 256GB(16GB×16/最大768GBまで)を搭載。ストレージはIntel SSD 3500シリーズ800GB×2を標準装備し、フロントベイに最大24台まで収納できる。
電源ユニットは80PLUS PLATINUM認証を取得した1,000W(100-127V)/1,600W(200-240V)リダンダント電源×4で、CPUやコプロセッサ、メモリなど各種カスタマイズに対応する。
またIntel Xeon Phi 7120Pを4枚搭載した下位モデル「NOWing SERVER for HPC プロモデル」(直販価格税抜4,800,000円)も同時リリース。こちらはSupermicroの4Uワークステーション「7047GR-TPRF」ベースで、CPUにはXeon E5-2697 v2をデュアル実装する。
文: GDM編集部 池西 樹
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