2014.04.30 11:45 更新
2014.04.30 配信
AMDのハイエンドGPU、Radeon R9 290Xを搭載したグラフィックカードの新製品。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)、APIはDirectX 11.2、Mantle、OpenGL 4.4に対応する。
新設計の「VAPOR-X」クーラーは、φ10mmメインパイプとφ8mm/φ6mm各2本からなる計5本のヒートパイプを搭載。さらに、ベイパーチャンバーベースと三連装の90mmファンを組み合わせることで、高い冷却性能と静音性を両立した。
また銅箔層を拡張し、ヒートシンク機能を備えたオリジナル基板と、10フェーズの高効率電源回路を採用することで、リファレンスモデルからオーバークロック耐性も向上させた。
主なスペックは、コアブーストクロック1,080MHz(リファレンス1,000MHz)、メモリクロック5,640MHz(リファレンス5,000MHz)のオーバークロック仕様。SP数は2,816基、メモリバス幅は512bitで、ビデオメモリはGDDR5 4GBを実装する。
出力インターフェイスは、HDMI×1、DisplayPort×1、DualLink DVI-D×2で、最大4画面の同時出力をサポート。PCI-Express補助電源は8pin×2を備える。
文: GDM編集部 池西 樹
SAPPHIRE TECHNOLOGY LIMITED: http://www.sapphiretech.com/