2014.05.09 12:18 更新
2014.05.08 配信
M.2フォームファクタに対応するSATA2.0(3Gbps)SSDの新製品。Key IDはKey B/Mをサポートしており、コンシューマ向けから産業用まで幅広い機器に搭載することができる。
NANDフラッシュには耐久性に優れるSLCタイプを採用。コントローラはTDKオリジナルIC「GBDriver RS4」で、電源断時にもデータを保持できる「データ保全アルゴリズム」、読出電位を変更してデータ読取り精度を向上する「リードリトライ」、同一データのビットエラーを防ぐ「データランダマイザ」などの独自機能を備える。
転送速度は読込215MB/sec、書込95MB/secで、データ損失を防ぐためDRAMキャッシュは非搭載。また全ブロック領域の書き換え回数をカウントし、均等にブロックを置き換える「全領域スタティック・ウェアレベリング」により、NANDフラッシュ寿命も大幅に向上している。
生産拠点は台湾で、生産開始は8月予定。なおTDKによれば月1万個の生産を見込んでいるとのこと。
文: GDM編集部 池西 樹
TDK株式会社: http://www.tdk.co.jp/