2014.05.15 15:49 更新
2014.05.15 配信
パイオニア株式会社は、これまで主力とみられてきたAV機器事業について、売却を検討していると本日5月15日付けで一部メディアが報じた。それによると、売却交渉先は船井電機株式会社(本社:大阪府大東市)で、パイオニアのブランド力に強い関心を持っているとされ、合意は夏頃を目指しているという。
パイオニアは新興国メーカーとの価格競争が激しいAV機器事業を手放し、カーナビ部門やDJ機器に集中。業績回復を図るとみられている。
なおこの報道に対し、パイオニアは公式コメントを発表。「AV事業売却は当社が発表したものではない」と前置きした上で、「事業の抜本的見直しについて、子会社株式の一部売却を含めた協業等、様々な選択肢を考慮して検討している」という。さらに船井電機を含めた、特定相手との間で決定した事実は何もないとしている。
文: GDM編集部 松枝 清顕
パイオニア株式会社: http://pioneer.jp/