2014.05.16 12:00 更新
2014.05.15 配信
NVIDIAの最新モバイル向けSoC「Tegra K1」を搭載した7.9インチタブレット「Mi Pad」が中国Xiaomiからリリースされた。「Tegra K1」搭載モデルとしては世界初の製品で、Xiaomiにとっても初のタブレット端末となる。
ちなみに同社は2010年の創業ながらハイエンドスマートフォンで評判を呼び、2014年現在で世界第6位のスマートフォンメーカーに躍進している。
「Tegra K1」は今年1月にNVIDIAが発表した最新SoCで、モバイル向けとして初めてKeplerアーキテクチャを採用する。Cortex-A15をベースに省電力コアを組み合わせた“4-Plus-1”構成で、デスクトップ向けGPU匹敵のCUDAコア192基を搭載。最大2.3GHzで動作する。
そのほか、端末仕様はメモリ2GB、ストレージ16GB/64GBなど。ディスプレイはアップルのRetinaディスプレイ相当となる2,048×1,536ドットの7.9インチ液晶を採用し、ソニー製CMOSセンサー搭載の500万画素メインカメラを実装する。ネットワークはIEEE 802.11ac対応の無線LANをサポート。OSはAndroid 4.4をベースに独自UI「MIUI」をタブレット版にカスタマイズして搭載する。
外形寸法はW135.4×D202.1×H8.5mm、重量360g。バッテリー容量は6,700mAhで、最大約11時間の動画再生、最大待受約1,300時間に対応するとしている。なお、カラーバリエーションは全6色。
文: GDM編集部 絵踏 一
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