2014.05.20 15:11 更新
2014.05.19 配信
産業用の組み込み向けに出荷される、AMDの第2世代APU「AMD R-Series」がリリースされた。“Bald Eagle”のコードネームで呼ばれていたAPUで、32nmだった第1世代からプロセスルールが28nmに進化。3Dグラフィックス性能は約55%、演算性能も60%以上向上している。
ラインナップは全5モデルで、最上位のクアッドコアモデル「RX-427BB」は動作クロック2.7GHz(Boost時3.6GHz)、GPUが8コアで600MHz(Boost時686MHz)。メモリは最大DDR3 2,133MHzをサポート、TDPは30~35Wとされる。「RX-427BB」のほか、「RX-425BB」「RX-225FB」がGPU搭載、「RX-427NB」「RX-219NB」はGPUを搭載しない。
主にアーケードゲームやデジタルサイネージ向けに提供されるほか、今後はパチンコなどのような“カジノ市場”向けも重視した展開を行っていくという。
文: GDM編集部 絵踏 一
AMD: http://www.amd.com/