2014.05.20 16:46 更新
2014.05.20 配信
未だに金融機関の多くで採用されている、3.5インチFDDなどに替わる交換用メディア「NFD(New Flexible Device)」がハギワラソリューションズからリリースされた。入手が困難になりつつあるFDDやCMT(カートリッジ磁気テープ)といった旧来のメディアから、スムーズなメディア移行を可能にする。
傷や破損のリスクが高くフォーマットの統一が難しいCD/DVDメディアや、紛失リスクのあるUSBメモリといった、従来の代替策の問題点を解決。今回発表された「NFD」は3.5インチFDと同サイズを採用、専用ドライブを使用してPCのUSBポートに接続する。産業向けフラッシュストレージのノウハウを生かし、記憶容量はCMTを超える1GB以上が確保された。
また、専用ソフトを使った特殊フォーマットでデータの読み書きを制限し、第三者の改ざんを防止するセキュリティ機能を搭載。任意でパスワードロックをかけることが可能なほか、書き込みファイルの制限設定をすることでウイルスの侵入を防止することもできる。
なお、株式会社メディアサーブが提供する「メディアコンバータ・EDIシステムパッケージソリューション」の対応メディアでもあり、今後伝送サービスや他のメディアとの一元管理にも対応する予定という。
文: GDM編集部 絵踏 一
ハギワラソリューションズ株式会社: http://www.hagisol.co.jp/