12フェーズデジタル電源回路「DIGI+ VRM」採用OCモデル

マザーボード用デジタル電源回路「DIGI+VRM」12フェーズ仕様のAMD Radeon R9 280搭載グラフィックスカード。バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）。

ASUSオリジナルグラフィックスカードで採用される「Super Alloy Power」仕様で、コンデンサやコイルに至るまでASUSがカスタマイズ。オリジナル素材の改良と高密度製造により、最高で35℃の低温化とコイル鳴きを抑えたチョークコイル（Super Alloy Choke）と、耐用年数2.5倍に向上した高耐久コンデンサ（Super Alloy Capacitor）、対応電圧を30％拡大したMOSFET（Super Alloy MOS）、OC時の安定性を28％向上するGPU専用コンデンサのSAP CAPを使用。ASUSならではの高品質・高耐久を特徴とする。

VGAクーラーには、ヒートパイプをGPUに直接触させた、ブロワーファンと通常ファンのハイブリット構造「CoolTechファン」搭載の「DirectCU II」を装着。リファレンスクーラー比で最大20％もの冷却能力向上を実現した。

主なスペックは、コアブーストクロック980MHz（定格933MHz）、コアクロック874MHz、メモリクロック5,200MHz（定格5,000MHz）、メモリバス幅384bitで、GDDR5 3GBのビデオメモリを実装。出力インターフェイスにDVI-D×1（HDCP対応）、DVI-I×1（HDCP対応）、HDMI×1（HDCP対応）、DisplayPort×1（HDCP対応）備える。
　外形寸法は約285×145×38mm。補助電源コネクタは8pin+6pin。

文： GDM編集部 松枝 清顕
ASUSTeK Computer Inc.： http://www.asus.com/