コストパフォーマンスが魅力のH97チップマザーボード2種

Intel H97 Expressチップ採用により、売価1万円前後の低価格を実現したATXマザーボードの新製品。マルチグラフィックスはAMD CrossFireXに対応し、オフィス向け機能「Intel Small Business Advantage」をサポートする。

「H97 GUARD-PRO」は、「ミリタリークラス4」準拠の高品質コンポーネントと、湿度、静電気、電磁波からコンポーネントを守る回路保護機能「GUARD PRO」を搭載した高耐久モデル。

また未使用チップや機能をソフトウェア的に無効化する「エコパワー」に対応。設定機能の電力を完全にカットすることで、消費電力を最大29％まで削減することができる。

主なスペックは、メモリスロットがDDR3-1,600MHz×4、ストレージインターフェイスは、SATA3.0（6Gbps）×6、M.2（10Gbps）×1（SATA3.0×2と排他）。拡張スロットは、PCI-Express3.0（x16）×1、PCI-Express2.0（x16）×1、PCI-Express2.0（x1）×4を備える。

H97 PC Mate

「H97 PC Mate」は、機能を絞ることで低価格化を実現したエントリー向けモデル。こちらも搭載コンポーネントは「ミリタリークラス4」準拠で、PCI×2やPS/2×2などレガシーインターフェイスが充実、旧PCの資産を活かしたリプレースを行うことができる。

主なスペックは、メモリスロットがDDR3-1,600MHz×4、ストレージインターフェイスはSATA3.0（6Gbps）×6。拡張スロットは、PCI-Express3.0（x16）×2、PCI-Express2.0（x16）×1、PCI-Express2.0（x1）×2、PCI×1を備える。

文： GDM編集部 池西 樹
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