2014.05.31 00:00 更新
2014.05.30 配信
GIGABYTEから、TDP600Wクラスに対応する空冷GPUクーラー「WINDFORCE Air Cooling System 600 Watt Edition」と、NVIDIA GeForce GTX 780 Ti×3が標準装備された外付水冷システム「WATERFORCE」がリリースされた。
「WINDFORCE Air Cooling System 600 Watt Edition」は、既存モデル「WINDFORCE 450」でも採用されている特許技術「Triangle Cool」を踏襲しつつ、フィンの高さを交互に入れ替えることで熱拡散効率を45%向上。
ヒートシンクに当たる風を効率よく整流する「Triangle Cool」技術 | 冷却ファンには「3Dストライプカーブ」と呼ばれる溝を設けることで風量を向上させた |
さらにブレードに「3Dストライプカーブ」と言われる溝を設け、風量を23%改善したオリジナルファンと、受熱能力を29%高めた新型ヒートパイプを組み合わせることで、これまでの約1.3倍にあたる600Wクラスの冷却を可能にした。
ヒートシンクのフィンやヒートパイプにも改良を加えることで高い冷却性能を実現した |
同時にリリースされた「WATERFORCE」は、ケース外に設置する巨大水冷ユニットを採用することで、NVIDIA GeForce GTX 780 Ti×3のSLI構成に対応するオールインワンシステム。搭載される水冷ヘッドは、GPU、メモリ、MOSFETを冷却するフルカバータイプで、リファレンスクーラーに比べて温度は42.9%、騒音値は13.1dB低減できるとしている。
なおいずれの製品も6月に台湾にて開催されるCOMPUTEX TAIPEI 2014で展示される予定。
巨大水冷ユニットはケース上部へ設置する |
文: GDM編集部 池西 樹
GIGABYTE TECHNOLOGY: http://www.gigabyte.com/