2014.06.09 19:00 更新
2014.06.09 配信
個人ユース向け熱溶解積層方式では世界最高クラス、積層ピッチ0.05mmの高精細印刷に対応するパーソナル3Dプリンタの新製品。フィラメントフィーダとルーダーヘッドを分離させた独自エクストルーダーにより、ヘッドの小型・高精度化を実現。また日本メーカー製高性能モーターを採用することで、耐久性を高め、安定した造形を可能にした。
またルーダーヘッドのノズルには2基のファンとヒートシンクを標準装備。フィラメントのつまりを抑制するとともに、オブジェクトを即時冷却し、高速な造形を行うことができる。
造形マテリアルはPLAフィラメント(φ1.75mm)、データ入力形式は.stl。本体カラーはシルバーとブラックの2色展開で、インターフェイスはUSB2.0。本体サイズは、W336×D267×H386mm、重量約11.2kg。最大造形サイズは、W140×D100×H180mm、対応OSはWindows 8.1/8/7/Vista/XP。
なお「SCOOVO」シリーズは、これまで企画・開発を株式会社オープンキューブ(本社:横浜市神奈川区)が、生産・販売をアビーが支援する体制をとっていたが、6月21日より全事業をアビーに統合。オンライン販売やサポートも、アビーストアやアビーカスタマーサポートで行われる。
文: GDM編集部 池西 樹
アビー株式会社: http://www.abee.co.jp/