バランス伝送方式を採用する高音質ヘッドホンアンプ搭載

DSD5.6MHz/PCM384kHzの超高解像度サウンドファイルに対応するUSB DACの新製品。データの伝送には、内蔵の高精度クロックを使用する「アシンクロナス転送」方式が採用され、低ジッタかつ正確な信号伝送を実現。ハイレゾリューション音源の魅力を最大限に引き出すことができる。

またサウンドの決め手となるD/Aコンバーターには、音質への評価が高いESS社製DAC「SABRE32 Ultra DAC」を8chチャンネル独立で搭載。これらをパラレル駆動させることで、低ノイズ・高S/Nを達成するとともに、厚みのあるサウンド再生を可能にした。

その他、DACのロックレンジ精度を調整してジッターを軽減する「LOCK RANGE ADJUST」や独自ビット拡張技術「Hi-bit32 Audio Processing」、音楽ファイルをハイレゾリューション化する「Up Sampling」などの機能を備える。

インターフェイスは、入力端子がUSB×1、COAXIAL×2、OPTICAL×2、AES/EBU×1。出力端子は、アナログがRCA×1、XLR3×1、ヘッドホンがSTD×1、XLR3×1、XLR4×1を備え、フルバランス回路によりバランスヘッドホンにも対応する。外形寸法は、W296×D271×H101mm、重量6.3kgで、詳細スペックは以下の通り。

文： GDM編集部 池西 樹
パイオニア株式会社： http://pioneer.jp/