2014.06.17 11:52 更新
2014.06.17 配信
「COMPUTEX TAIPEI 2014」でも展示されていた、CORSAIRブランドのフラッグシップ電源ユニット「AX1500i」(型番:CP-9020057-JP)の国内発売が20日(金)より開始される。
動的に変動するAC入力やコンバータ、出力電圧をリアルタイムに監視する「デジタルシグナルプロセッサ」(DSP)の採用により、リップルノイズやスイッチング損失を効果的に抑制。これにより、最大効率94%が要求される80PLUS TITANIUMに対応する、高い電源効率を実現した。
「デジタルシグナルプロセッサ」の他、大容量のツイントランスや超高効率DC-DCコンバータなど高品質なコンポーネントを搭載する |
電源容量は1,500W(115V出力時)/1,300W(100V出力時)、+12V出力は1系統125Aで、システム統合管理ツールCorsair Linkを使えば、多系統出力に切り替え可能。さらにOCP制御を無効にでき、より多くの電流をPCI-Express電源に提供し、オーバークロック耐性を引き上げることができる。
その他、自己診断機能「セルフテストボタン」や安定した出力を実現する「リップルノイズ抑制回路」、力率改善回路「アクティブPFC」などを搭載。保護機能は、過電圧保護(QVP)、低電圧保護(UVP)、過負荷保護(OPP)、過温度保護(OTP)、ショート回路保護(SCP)の5種で、コンデンサには日本メーカー製105℃電解コンデンサが採用される。
ケーブルはすべて着脱できるフルモジュラー式。いずれもフラットケーブルが採用され、エアフローへの影響を最小限に抑えることができる |
冷却ファンは140mmの流体軸受で、低負荷時はファンレス動作に対応。ケーブル類はすべて着脱できるフルモジュラー式が採用され、外形寸法は、W150×D225×H86mm、重量約2.9kg。MTBFは100,000時間で、製品には7年間の長期保証が提供される。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社リンクスインターナショナル: http://www.links.co.jp/
CORSAIR: http://www.corsair.com/