2014.06.18 12:35 更新
2014.06.18 配信
ファイル単位でミラーリングを行う最新の仮想ファイルシステム、「拡張ボリューム」に対応するビジネス向けNASの新製品。「拡張ボリューム」は、ファイルのブロック分割やRAID演算が必要ないため、RAID 1に比べて高速なデータ転送が可能。さらにHDD交換時のリビルド時間も大幅に短縮することができる。
また内蔵ドライブには、低発熱・高耐久なWestern Digital製NAS用ドライブ「WD Red」を搭載。さらに大型の冷却ファンと「モノコック構造」の高剛性筐体を採用することで、振動を抑え、HDDへの負担を軽減している。
RAIDレベルは、拡張ボリューム/RAID 0/RAID 1の3種。フロントのドライブベイはカートリッジ方式で、通電したままドライブの交換ができるホットスワップに対応。インターフェイスは、ギガビット有線LAN×2、USB3.0×2、USB2.0×2を備え、USBサーバーとしても使用できる。
容量ラインナップは、4TB、6TB、8TBの3モデル展開。外形寸法は、W183×D222×H202mm、重量約5.5kg。対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista/XP、Windows Server 2012 R2/2012/2008 R2/2008/2003 R2/2003 SP1、Mac OS X 10.5以降。最大推奨接続台数はWindowsが50台、Mac OS Xが8台まで。
なおトレンドマイクロ社のNAS向けウイルス対策ソリューション「Trend Micro NAS Security」を搭載した「HDL2-H/TM」シリーズも同時リリース。ライセンス期間は3年と5年の2種で、いずれも8月末より発売が開始される。
文: GDM編集部 池西 樹
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