2014.06.19 15:20 更新
2014.06.18 配信
Amazonより、同社初となるスマートフォン「Fire」シリーズがリリースされた。メモリ容量は32GBと64GBの2種が用意され、米国でのキャリアはAT&T。発売は7月25日より開始される。
最大の特徴は、複数のカメラを利用してユーザーの顔の向きを検出し、見る角度に応じて画像をスクロールさせる3Dジェスチャ機能「Dynamic Pwerspective」の実装だ。本機能と3Dデータを連動させることで、携帯を傾けると画面に表示されている映像の裏側をのぞき込むような処理が可能となる。
またカメラで撮影した製品を素早く認識できる「Firefly」ボタンも面白い。認識できるデータは電話番号、メールアドレス、Webアドレス、QRコードの他、音楽、書籍、DVD、CD、テレビゲームなど10億以上のアイテムに対応。さらにSDKの配布も開始されており、ユーザーが独自に機能やアイテムを追加することができる。
主なスペックは、CPUが2.2GHz駆動のクアッドコア「Snapdragon 800」、GPUがAdreno 300で、2GB RAMを搭載。ディスプレイは4.7インチHD(1,280×720ドット)で、OSはFire OS 3.5.0をプリインストールされる。
インターフェイスは、1,300万画素リアカメラ、210万画素フロントカメラ、microUSB2.0、3.5mmヘッドホンジャックなど。ネットワークは、UMTS/HSPA+/DC-HSDPA、IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 3.0。バッテリー容量は2,400mAhで、外形寸法は、W66.5×D139.2×H8.9mm、重量は160g。
文: GDM編集部 池西 樹
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