2014.06.24 16:56 更新
2014.06.24 配信
パイオニア株式会社より、創業以来の“コア事業”に位置付けられるホームAV事業について、オンキヨー株式会社およびベアリング・プライベート・エクイティ・アジアとの資本・業務提携が発表された。
高品位オーディオや映像製品などのホームAV事業を手がける、100%子会社パイオニアホームエレクトロニクス株式会社の一部株式をベアリングおよびオンキヨーに譲渡することで基本合意。同社株式はベアリングが51%を買収、残余分は当事者間での協議で決定し、オンキヨーも一部株式を取得する見込みだ。また、パイオニアとオンキヨーのホームAV事業統合に向けても、今後具体的な検討を開始する。
パイオニアとオンキヨー両社のブランドは引き続き維持される予定で、今回の資本・業務提携については「ブランド力や優れた技術など強みとなる経営資源を互いに有効活用し、コスト競争力を向上させる」と説明している。なお、パイオニアのホームAV事業見直しについては過去にも報道されており、以前は売却交渉先として船井電機株式会社の名前が挙げられていた。
文: GDM編集部 絵踏 一
パイオニア株式会社: http://pioneer.jp/