2014.07.11 12:10 更新
2014.07.11 配信
英国の非営利団体Raspberry Pi Foundationが開発した、SO-DIMMサイズのPC開発キット「Raspberry Pi Compute Module Kit」の国内発売が開始された。
本キットでは、ノートPC向け汎用メモリモジュールのSO-DIMM基板に、Broadcom製SoC「BCM2835」(デュアルコア/700MHz)、512MB SDRAM、4GバイトeMMCフラッシュメモリを搭載。プロセッサ信号はすべて外部から制御できるため、柔軟にシステム開発を行うことできるのが特徴だ。
また専用I/Oボード「Compute Module IO Board」が付属され、既存のRaspberry Piのように外部モジュールとの接続やHDMI出力をサポート。さらにCompute Moduleのフラッシュメモリ書換や、OSブートが可能なUSB端子を備える。なおアールエスコンポーネンツでは、2014年秋より「Raspberry Pi Compute Module」の単体発売も予定している。
文: GDM編集部 池西 樹
アールエスコンポーネンツ株式会社: http://rs-components.jp/index.html/
Raspberry Pi Foundation: http://www.raspberrypi.org/