2014.07.11 16:30 更新
2014.07.10 配信
LG Displayより、画面サイズ18インチの「フレキシブル有機ELディスプレイ」がリリースされた。
バックプレーンに従来のプラスチックではなく、高分子ポリイミドを採用することで、高い柔軟性とスリム化を実現。これにより、1,200×810ドットの高解像度ながら、ディスプレイの機能に影響を与えることなく、半径約30mmまで丸めてコンパクトに収納することができる。
なお同社によれば、将来的には50インチを超えるディスプレイに、本技術を適用していきたいとしている。
またシースルタイプの液晶ディスプレイ「透過型有機ELディスプレイ」も同時リリース。こちらは独自技術「透明画素設計技術」を採用することで、回路素子とフィルムの混濁度を大幅に低減。これにより光透過率を従来の約3倍にあたる30%台まで向上させた。
文: GDM編集部 池西 樹
LG Display Co., Ltd.: http://www.lgdisplay.com/