2014.07.28 16:00 更新
2014.07.28 配信
フリースケールは、1.6×2.0mmの世界最小マイクロコントローラ「Kinetis KL03」の量産出荷開始を発表した。
「Kinetis KL03」は、ARMテクノロジをベースにした32bitマイコン。主なスペックはCPUがCortex-M0+(48MHz/1.71~3.6V)、RAMは2KB、フラッシュメモリは32KBで、8KのオンチップブートローダROMを搭載する。
その他、高速アナログコンパレータ、低消費電力ウェイクアップ、低消費電力UART(LPUART)、セキュアなリアルタイムクロックなどの機能を実装し、-40℃~105℃の広温度域に対応する。
なお今回出荷が開始されたのは、24QFNパッケージに対応する「MLK03Z32VFK4」で、20WLCSPおよび、16QFNパッケージモデルは、2014年第3四半期以降に出荷が開始される予定。
文: GDM編集部 池西 樹
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社: http://www.freescale.com/ja/