2014.07.29 12:20 更新
2014.07.29 配信
組み込み向けやデータセンター向けフラッシュ製品を得意とするATPは、MLC NANDフラッシュの耐久性を向上させる独自ファームウェア技術、「Advanced MLC」(aMLC)を発表した。
ATPによれば、「aMLC」技術を組み込むことで、書込耐性は従来の13~15倍(P/Eサイクル40,000)、転送速度は3~5倍に向上。これにより、これまでSLC NANDを採用していた、エンタープライズ向けSSDのコストを大幅に下げることができるとしている。
なお本技術を採用した製品は、8月5日~7日にアメリカ サンタクララで開催される「Flash Memory Summit 2014」にて、お披露目される予定。
「aMLC」技術を導入することで、MLC NANDの書込性能と耐久性をSLC NANDと同等レベルまで引き上げることができる |
文: GDM編集部 池西 樹
ATP Electronics, Inc.: http://www.atpinc.com/