2014.08.04 14:23 更新
2014.08.02 配信
バッファローより、8月2日の読売新聞報道に基づく家庭用ルーターを悪用したサイバー攻撃について、対象製品と対策済みファームウェアが発表された。今年5月以降に複数のプロバイダで相次いだ通信障害の原因とされる問題で、障害発生時には最大手のOCNでも数十分にわたってインターネット利用ができなくなっていた。
対象となるルーターは、「WHR-300HP2」シリーズと「WHR-600D」シリーズ、「WMR-300」シリーズの3製品。特設ページにて、Windows版とMac版の最新ファームウェアが公開中で、アップデート方法はこちらのページで解説されている。
なお報道によれば、今回の障害は一部家庭用ルーターが、本来受け付けない外部からの通信に応答してしまう弱点を利用したもの。これがプロバイダへのDNSアンプ攻撃(DDoS攻撃の一種)に利用され、一連の通信障害を引き起こしたとされる。
文: GDM編集部 絵踏 一
株式会社バッファロー: http://buffalo.jp/