独自データ保護技術「NANDXtend」を搭載するSATA3.0対応SSDコントローラ

「SM2256」は、TLC NANDフラッシュに対応する、SATA3.0（6Gbps）SSDコントローラの新製品。

低密度パリティチェック、デジタル信号処理アルゴリズム、オンチップRAID機能で構成される、独自データ保護技術「NANDXtend」を実装。TLC NANDフラッシュの欠点であるP/Eサイクルを3倍まで拡大し、耐久性を高めることができる。

対応NANDフラッシュは1x世代のMLC/TLC。NANDインターフェイスは、ONFI3.0/Toggle 2.0のいずれにも対応し、非同期型の低価格NANDもサポートされる。

転送速度はシーケンシャル読込524MB/sec、書込400MB/sec、4Kランダム読込90,000 IOPS、4Kランダム書込70,000 IOPS。動作温度はコンシューマ向けが0～70℃、工業向けが-40～85℃に対応する。

なお主要メーカにはサンプル出荷が開始され、2014年第4四半期から量産出荷がスタートする予定。

文： GDM編集部 池西 樹
Silicon Motion Technology： http://www.siliconmotion.com/