Kickstarterでプロジェクト成功、フルHD対応の360度パノラマカメラ

「360cam」は、世界初となるフルHD対応の360度パノラマ動画カメラ。ソーシャルファンディングサイト「Kickstarter」の資金調達により実現した製品で、11月より発売が開始される予定。

本体には視野角185度の魚眼レンズが3枚実装され、全方位の撮影が可能。さらに、特許技術を搭載した内蔵プロセッサで、リアルタイムにより処理・結合することで、360度のパノラマ動画撮影を実現した。

siyakaku 視野角185度の魚眼レンズを3枚実装し、360度全方位の撮影を可能にした

PCとの接続はUSBまたはWi-Fi経由にて行い、撮影データの保存はmicroSDカード（最大64GB）。動画保存形式はmp4、コーディックはH246、対応解像度は2,048×1,024ドット/30fps、静止画保存形式はjpg、対応解像度は4,096×2,048ドットで、毎秒3枚の連写撮影に対応する。

その他、手ブレを補正する「ジャイロスコープ機能」、時間差で自動撮影を行う「微速度撮影」、様々な露出で撮影した映像を合成してダイナミックレンジを調整する「HDR機能」などを搭載。電源は充電式リチウムイオン（最長60分撮影）で、IPX8相当の防水機能を備える。

文： GDM編集部 池西 樹
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