各種保護回路を搭載し、工業グレードの安全性を実現

80PLUS BRONZE認証を取得したATX電源ユニットの新製品。電源容量は520Wと620Wの2モデルがラインナップされる。

冷却ファンには静音120mmダブルボールベアリングファンが採用され、電源内部の温度変化に応じて回転数を制御する「ファンコントロール機能」と「サーマルマネージャー」を標準装備。ファン回転数を動的に変化させることで、冷却性能を維持したつつ、優れた静音性を実現した。

静音120mmダブルボールベアリングファンに、「ファンコントロール機能」と「サーマルマネージャー」を組み合わせることで冷却性能と静音性を両立	垂直な冷却風に合わせて、ヒートシンクを分割し、効率のよいエアフローを実現

+12Vは出力を重視したシングルレーン仕様で、安定した出力が可能な大容量メイントランスを搭載。また力率改善回路「アクティブPFC」により、入力電圧の波形を調整することで、電力損失が少なく、効率的な出力を可能にした。

その他、過電流保護（OCP）、過電圧保護（OVP）、低電圧保護回路（UVP）、ショート保護回路（SCP）、過電力保護回路（OPP）の各種保護回路と、UL、cUL、FCC、TÜV、CE、CB、CCC、C-Tick、BSMI、Gost-R、KCCの安全認証を取得しており、産業グレードの安全性を備えるのも特徴だ。

動作環境温度は0～50℃。外形寸法は、W150×D140×H86mm、重量は520Wモデルが1.9kg、620Wモデルが2.1kg。製品保証は3年間。

文： GDM編集部 池西 樹
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