2014.08.24 04:30 更新
2014.08.23 配信
AMDより、NVIDIA GeForce GTX 760対抗とされるアッパーミドル向けGPU「Radeon R9 285」がリリースされた。最新「Tonga」コアが採用され、Radeon R9 280/280Xでは非対応となる独自サウンド技術「TrueAudio」をサポートする。
主なスペックは、シェーダプロセッサ数1,792基、コアクロックは最大918MHz、メモリクロックは5,500MHz、メモリバス幅は256bitで、ビデオメモリはGDDR5 2GBを実装。型番的には下位にあたるRadeon R9 280との比較では、コアクロック、メモリバス幅とも抑えられており、性能は若干低下していると思われる。
一方、消費電力は250Wから190Wへと大幅に引き下げられ、補助電源コネクタも8+6pinから6+6pinへ変更。よりワットパフォーマンスを重視したアッパーミドル向けらしいGPUに仕上げられている。
リファレンスモデルの出力インターフェイスは、DVI×2、HDMI×1、DisplayPort×1。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)で、対応APIはDirect X12とMantle。なお発売は9月2日予定で、市場想定売価は249ドルに設定されている。
文: GDM編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/