原音に忠実な再生が可能な無帰還型出力バッファアンプ搭載

マランツブランドより、初となるUSB DAC/ヘッドホンアンプ「HD-DAC1」がリリースされた。

ヘッドホンアンプには、「HDAM-SA2」を使用した電流還元型の電圧増幅段と、新開発の無帰還型出力バッファアンプによる2段構成を採用。回路全体のハイスピード化と駆動力を向上し、“原音に忠実かつ音楽性豊かな再生”を可能にした。

またUSB DAC部には、DSD（2.8MHz/5.6MHz）や192kHz/24bitのPCM再生に加え、アシンクロナスモードをサポート。さらにデータオーディオ高音質化技術「デジタル・アイソレーション・システム」や「デュアル・クリスタル・クロック」を搭載し、高周波ノイズの影響を抑え、透明度の高い安定した再生を実現させた。

再生周波数範囲は2Hz～96kHz、周波数特性はハイレゾ音源が2Hz～50kHz、PCM44.1kHzは2Hz～20kHz、SN比110dB、ダイナミックレンジ106dB、高周波歪率0.0012％。音声出力端子はアナログ（固定）×1、アナログ（可変）×1、ヘッドホン×1。音声入力端子はUSB-B×1、同軸デジタル×1、光デジタル×2、φ3.5mmアナログ×1、USB-A×1。

消費電力は35W、待機電力は0.3W。外形寸法は、W250×D270×H90mm、重量5.0kg。

文： GDM編集部 池西 樹
株式会社ディーアンドエムホールディングス（マランツブランド）： http://www.marantz.jp/