2014.09.09 01:00 更新
2014.09.09 配信
Intelは、サーバー/ワークステーション向けプロセッサ「Xeon E5」シリーズの最新モデルとして、Haswell-EPコアを採用した「Xeon E5-2600 v3」シリーズを発表した。
「Core i7-5000」シリーズの流れをくむ、新Xeonプロセッサ「Xeon E5-2600 v3」シリーズ。一部Intel X99 Expressマザーボードでは正式対応を謳う製品も存在する |
先日リリースされたコンシューマ向けハイエンド「Core i7-5000」シリーズと同じ、ソケットにはLGA2011v3を採用。メモリはクアッドチャネル対応のDDR4-2133MHzで、これまでの「Xeon E5-2600 v2」シリーズからメモリ帯域幅を大幅に向上させた。
これまでの「Xeon E5-2600 v2」から最大コア数も増加し、よりマルチスレッド処理に強いCPUになっている |
また最大コア数も12コアから18コアへ、拡張命令セットIntel AVX(Advanced vector Extension)も第2世代のAVX 2へとアップデートされ、Linpackのパフォーマンスは最大90%と大幅に改善されている。
Intel AVX 2.0では1クロックあたりこれまでの2倍にあたる16の倍精度浮動小数点演算が可能 | DDR4メモリの採用により、帯域幅の向上だけでなく、電力効率も大きく引き上げられた |
用意されるラインナップは、18コア/36スレッドの「E5-2699 v3」(クロック2.30GHz/L3キャッシュ35MB/TDP145W)を筆頭に22モデルがラインナップされる。なお製品ラインナップの詳細およびセグメントは以下の通り。
文: GDM編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/