2014.09.09 11:02 更新
2014.09.08 配信
SUPERMICROブランドより、Intelのサーバー/ワークステーション向け最新プロセッサ「Xeon E5-2600 v3」に対応するマザーボード「X10D」シリーズがリリースされた。
チップセットはIntel C612が採用され、メモリはDDR4-2133MHzをサポート。フォームファクタは、標準的なATX、E-ATX、EE-ATXの他、独自形状(プロプライエタリ)の4種類、計24モデルがラインナップされる。
「X10DRL-i」は、「X10D」シリーズ唯一のATXフォームファクタモデル。メモリスロットは8本で、最大512GBまで増設可能。ネットワークはギガビットLAN×2(Intel i210)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×10で、拡張スロットはPCI-Express3.0(x8)×3、PCI-Express3.0(x4/x8形状)×1、PCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express2.0(x4/x8形状)×1を備える。
X10DAC | X10DAi |
X10DRi | X10DRi-T |
E-ATXフォームファクタに対応するのは、「X10DAC」など計4モデル。いずれもメモリスロットは16本で、最大1TBまで増設可能。ストレージはSATA3.0(6Gbps)×10が標準で、「X10DAC」にはLSI3008 SASチップによる、SAS 6Gbps×8も搭載される。
X10DRC-T4+ | X10DRC-LN4+ |
X10DRi-LN4+ | X10DRi-T4+ |
EE-ATXフォームファクタに対応するのは、「X10DRC-T4+」など計4モデル。メモリスロットは全て24本で、最大1.5TBの大容量メモリを搭載可能。こちらもストレージはSATA3.0(6Gbps)×10が標準で、LSI3008 SASチップによる、SAS 6Gbps×8を追加したモデルもラインナップ。またネットワークは4系統で、ギガビットまたは10ギガビットLANを搭載する。
X10DRU-i+ | X10DDW-iN |
その他、「X10DRU-i+」を始めとした、オリジナルサーバー向けの独自形状モデルは計15モデルラインナップされる。
文: GDM編集部 池西 樹
Super Micro Computer, Inc.: http://www.supermicro.com/