コールドデータを安全かつ安価に保存できるSATA3.0（6Gbps）HDD

「WD Ae」シリーズは、データセンターに保存されているデータの中でも、あまり活用されることのないコールドデータのバックアップを目的とした3.5インチHDD。

回転数を抑えることで、電力消費を抑え、ドライブの読み取り/書き込み率を最適化し、コールドストレージシステムの厳しい要件に対応。また「スピンダウン」機能により、オンデマンドのデータリクエストに対するアクセス時間を20秒以下に短縮。従来のアーカイブ用テープドライブに比べて、格段に高速なアクセスを可能にした。

マルチドライブ時の振動や騒音を低下させる「3D Active Balance Plus」により、複数ドライブによるデータアーカイブ用ストレージに最適

その他、マルチドライブ時の振動や騒音を低下させる「3D Active Balance Plus」、記録ヘッドをディスクメディアに接触させない「NoTouchランプロードテクノロジ」、高精度なヘッドポジショニングを可能にする「デュアルアクチュエータテクノロジ」などの機能を搭載し、高い耐久性と信頼性を実現している。

インターフェイスはSATA3.0（6Gbps）。容量は6.xTB、回転速度は5,760rpm、バッファサイズ64MBで、転送速度は140MB/sec。外形寸法は、W101.6×D147×H26.1mm、重量0.75kg。消費電力は読込時6.90W/書込時7.20W、騒音はアイドル時31dBA/シーク時34dB。MTBFは500,000時間で、書込耐性は60TB/年。

文： GDM編集部 池西 樹
Western Digital Corporation： http://www.wdc.com/