「HelioSeal」と「SMR」技術を採用する大容量HDD

世界初となる容量10TBの3.5インチHDD「10TB SMR HelioSeal HDD」が、HGSTからリリースされた。

更新頻度の低いコールドデータ向けドライブで、HDD内部にヘリウムガスを充填する「HelioSeal」と、ディスクあたりの記録密度を高める「SMR」（Shingled Magnetic Recording）技術を採用している。

Ultrastar He8	Ultrastar 7K6000

またエンタープライズ向けHDDの新製品として、「HelioSeal」技術を採用した「Ultrastar He8」と、非採用の「Ultrastar 7K6000」も同時リリース。いずれもインタフェースはSATA3.0（6Gbps）またはSAS 12Gbps、バッファ容量は128Mバイトで、回転数は7200rpm。

「Ultrastar He8」のラインナップは6TBと8TBの2モデル展開。転送速度は205MB/sec、シーク時間は8.5ms。MTBFは200万時間で、騒音値はアイドル2.0Bels/動作時3.6Bels。

「Ultrastar 7K6000」のラインナップは2TB/4TB/5TB/6TBの4モデル展開。転送速度は227MB/sec、シーク時間は7.6ms。MTBFは200万時間で、騒音値はアイドル2.9Bels/動作時3.6Bels。

文： GDM編集部 池西 樹
HGST： http://www.hgst.com/