2014.09.11 01:49 更新
2014.09.10 配信
こだわりの自作派に人気のNoctuaブランドより、汎用ケースファン6種類が登場。メーカー出荷が開始され、間もなく各国の自作市場で販売がスタートする。
いずれもインペラに独自の加工を施した「Flow Acceleration Channel」デザインを採用。気流の乱れを抑制し、騒音値を軽減する効果が期待できる。また駆動振動を抑えるフレーム「AAO Frame」(Advanced Acoustic Optimisation)により、滑らかな動作と静音化に貢献する。なお軸受けはお馴染みのSSO2ベアリングを採用。MTBFは15,000時間で、6年間の長期保証も特徴のひとつ。
92mm口径(92×92×25mm)は2種類がラインナップ。「NF-A9 PWM」は、4pinコネクタ採用のPWM制御モデル。回転数は2,000rpmで回転数を抑えるL.N.A(Low-Noise Adaptor)接続時で1,550rpm、最小回転数は400rpmとされる。なお騒音値は22.8dBA(L.N.A時16.3dBA)。
「NF-A9 FLX」は、3pinコネクタを採用。回転数は1,600rpmでL.N.A使用時で1,250rpm。さらにU.L.N.A(Ultra-Low-Noise Adaptor)が付属し、1,050rpmまで減速が可能。騒音値は17.1dBA(L.N.A時11.6dBA/U.L.N.A時8.4dBA)。
NF-A9 PWM | |
NF-A9 FLX |
80mm口径(80×80×25mm)は3種類展開。「NF-A8 PWM」は、2,200rpm(L.N.A時1,750rpm)~450rpmのPWM対応モデル。騒音値は17.7dBAで、L.N.A接続時は13.8dBA。
「NF-A8 FLX」は3pinコネクタ仕様。回転数は2,000rpm(L.N.A時1,650rpm/U.L.N.A時1,200rpm)で、騒音値は16.1dBA(L.N.A時12.9dBA/U.L.N.A時7.9dBA)。
「NF-A8 ULN」は3pinコネクタ仕様でU.L.N.A(Ultra-Low-Noise Adaptor)のみ付属する低速タイプ。回転数は1,400rpm(U.L.N.A時1,100rpm)で、騒音値は10.4dBA(U.L.N.A時6.5dBA)。
NF-A8 PWM | |
NF-A8 FLX | |
NF-A8 ULN |
唯一の40mm口径(40×40×10mm)「NF-A4x10 5V」は、DC5V駆動モデル。従来品に比べモーター部の小型化により、インペラ面積が広く、風量を稼ぐ事に成功した。コネクタは3pinで、回転数は4,500rpmで、騒音値は17.9dBA。なお減速ケーブルは付属しない。
NF0A1X10 5V |
文: GDM編集部 松枝 清顕
Noctua(RASCOM Computerdistribution): http://www.noctua.at/