2014.09.12 09:00 更新
2014.09.12 配信
SAMSUNGブランドから、データセンター向けを謳うSATA3.0(6Gbps)対応2.5インチSSD 2シリーズがリリースされた。
独自仕様のファームウェアを始め、SSD処理全体のエラーを検出する「アドバンスドECCエンジン」、電源断時でもDRAMデータを保持する「電源喪失保護機能」、70℃を超える環境下での安定動作を実現する「ダイナミックサーマルガード機能」を搭載、コンシューマ向け製品から大幅に耐久性と信頼性を向上させた。
「SSD 845DC PRO」シリーズは、1日あたり容量の10倍量書込(10DPDW)に対応する上位モデル。容量ラインナップは400GBと800GBの2モデル展開。
NANDフラッシュは「Samsung 3D V-NAND」、コントローラにはトリプルコアの「MDX」が採用され、シーケンシャル読込530MB/sec、ランダム読込92,000 IOPSの高速アクセスを実現。データセンターの安定稼働を損なうことなく高速化が可能となる。
「SSD 845DC EVO」シリーズは、コンシューマ向け「SSD 840 EVO」と同じ「Samsung 3bit MLC NAND」を採用した下位モデル。容量ラインナップは240GB、480GB、960GBの3モデル展開。
コントローラはランダムアクセスを重視した「MEX」で、TLCながらランダム読込87,000 IOPSという高いパフォーマンスを備えるのが特徴。読み出し性能が重要なウェブサーバーや電子メールサービス、検索エンジンなどに向く。なお各モデルの詳細スペックは以下の通り。
文: GDM編集部 池西 樹
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日本サムスン株式会社: http://www.samsung.com/