2014.09.16 13:00 更新
2014.09.15 配信
Googleが6月のプレス向けカンファレンス「Google I/O 2014」で発表した、低価格プラットフォーム「Android One」のスマートフォンが発売開始された。インドやインドネシア、フィリピンなどの新興国市場向けに提供されるプラットフォームで、第1弾の端末はインドKarbonnから発売された6,399ルピー(約104ドル)の「Sparkle V」。先進国を中心に10億人といわれるスマートフォン市場を新興国市場に拡大、“次の50億人”のためのスマートフォンを目指す。
「Sparkle V」は、4.5インチIPS液晶(854×480ドット)、MediaTek製クアッドコアCPU、1GBメモリ、4GBストレージを内蔵。500万画素のメインカメラやBluetooth、無線LANなどのネットワーク機能、各種センサーやデュアルSIM構成のSIMスロットなどを備える。
OSにはAndroid 4.4が搭載されるほか、年内に提供予定の次期OS「Android L」もいち早くアップデートが提供される。
また、インドの通信キャリアAirtelのSIMカードを使用した場合、最初の半年間に提供されるOSアップデート分のデータ通信料は無料。さらにアプリインストールにかかる通信料も毎月200MB分は無料となる。
文: GDM編集部 絵踏 一
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