2014.09.19 18:00 更新
2014.09.19 配信
BTOメーカーのサイコムが独自に検証を重ね、静音と冷却性能を両立。第三者機関による無響室テストを実施して誕生したのが「Radiant Silent-Master Pro」シリーズだ。
第三者機関による徹底した騒音値テストにより誕生した「Radiant Silent-Master Pro」 |
全機種のCPUクーラーおよびケースファンには、Noctua製を採用。さらにグラフィックスカードや電源ユニットにいたるまで、騒音源となる構成パーツにもこだわり、徹底した静音志向が最大の特徴。
「Radiant Silent-Master Pro X99」(基本構成売価税込164,040円)は、Intel Core i7-5820K(Haswell-E)とASRock「X99 Extreme4」(Intel X99 Expresss)構成。グラフィックスカードにはASUSTeKのセミファンレスモデル「GTX750TI-OC-2GD5」(NVIDIA GeForce GTX 750 Ti)が搭載される。
PCケースはAntec「P100」で、フロント吸気ファンにNoctua「NF-A14 ULN」、リア排気ファンに「NF-S12A ULN」を採用。電源ユニットにはセミファンレス仕様のCORSAIR「RM650」がマウントされている。なおCPUクーラーはNoctua「NH-U12S」で、CPUのカスタマイズ項目には3モデルが用意されている。
「Radiant Silent-Master Pro Z97」(基本構成売価税込108,710円)は、Intel Core i5-4460(Haswell Refresh)とASRock「Z97 Pro4」(Intel Z97 Expresss)構成。その他は「Radiant Silent-Master Pro X99」と同様の構成パーツが採用される。なおCPUカスタマイズは全12種類が用意される。
ちなみにこのモデルのアイドル時騒音値テストは、一般的な構成の21.0dBAに対し18.2dBAとされ、CPU温度も38℃に対し37℃。OCCT高負荷時では20.4dBA(標準構成28.4dBA)と67℃(同93℃)という結果が公表されている。
「Radiant Silent-Master Pro FX」(基本構成売価税込93,970円)は、AMD FX-4300とASRock「970 Extreme3 R2.0」(AMD970+SB950)構成。その他は2モデルと共通の構成パーツが採用される。なおカスタマイズ項目にあるCPUは全5種類。
唯一のMicroATXモデル「Radiant Silent-Master Pro Z97 Mini」(基本構成売価税込102,860円)は、Intel Core i5-4460とASRock「Z97M Pro4」(Intel Z97 Express)構成。選択可能なCPUは15種類が用意される。またPCケースにはNanoxia「Deep Silence 4」が採用され、フロント吸気およびリア排気にNoctua「NF-S12A FLX」を装着。電源ユニットにはbe quiet!「PURE POWER L8-500W」が搭載される。
ちなみにこのモデルのアイドル時騒音値テストは、一般的な構成の21.0dBAに対し23.2dBAとされ、CPU温度は37℃に対し31℃。OCCT高負荷時では24.3dBA(標準構成37.1dBA)と73℃(同99℃)という結果が公表されている。
文: GDM編集部 松枝 清顕
株式会社サイコム: http://www.sycom.co.jp/