データ復旧サービス権が付属される監視システム用HDD、Seagate「Surveillance HDD」

2014.09.30 10:44 更新

2014.09.29 配信

Seagate Technology（本社：アメリカカリフォルニア州）は2014年9月29日（現地時間）、ビデオ監視システム用3.5インチHDD「Surveillance HDD」を発表した。容量は1TB～6TBの6モデル展開で、29日より順次発売が開始される。

回転振動センサ内蔵によりマルチドライブでの安定動作を実現

Surveillance HDD
ST6000VX001（6TB）/ST5000VX001（5TB）（2014年末までに発売予定）
ST4000VX000（4TB）/ST3000VX002（3TB）（発売中）
ST2000VX003（2TB）/ST1000VX001（1TB）（発売中）
http://www.seagate.com/about/newsroom/press-releases/industry-first-seagate-delivers-new-surveillance-hard-disk-drive-featuring-recovery-services-master-pr/
http://www.seagate.com/internal-hard-drives/consumer-electronics/surveillance-hdd/?cmpid=friendlyurl-_-surveillancehdd_rescue-us

「Surveillance HDD」は、24時間365日の連続運用が要求される監視システム用3.5インチHDD。容量は1TB、2TB、3TB、4TB、5TB、6TBの6モデル。インターフェイスはSATA3.0とSATA2.0の2種で、キャッシュ容量は64MB（1TB～4TB）/128MB（5TB～6TB）。

回転振動センサが内蔵され、1システムあたり最大16台までの安定運用を保証。またATAストリーミングの対応と、独自チューニングにより、ワークロード処理性能を向上し、最大32台の監視カメラを使った同時録画をサポートする。

定常読込速度は180MB/sec、ロード/アンロードサイクルは300,000回、消費電力はアイドル/スリープ時最大0.5W、アクセス時最大6.7W、動作温度は5～60℃。外形寸法は、W101.85×D147.0×H26.11mm、重量400～780g。MTBFは100万時間、製品保証は3年間。

なおこの製品には、データ復旧率90％を誇るSeagateのHDDデータ復旧サービス「+Rescue Services」の3年間使用権が付属される。